無くて七癖。
って言葉、よく聞きますよね。
良くも悪くも人は沢山の癖を持っています。
例えば良い癖。
・あいさつをする
・人の目を見て話す
・気配りができる等
逆に悪い癖もあります。
・「でも」「だけど」とか否定的な言葉を使う
・貧乏ゆすり等人が不快に思う行動をとる等
良い癖は自分にとっても、相手にとってもプラスになる要素が大きいです。
しかし悪い癖は、時として信用を失いかねない事態にもなりかねません。
自然に出てしまう言動や行動を、プラスに向かせるためには「自分の意志」が必要です。
でも改善するのは難しくはありません!
だって行動するのは自分自身です。
悪くても自分なのです。だから、変えるのも自分の意志一つで簡単にできるんです!
意識を変える為の1ステップ

熱い物に触れた時、自然と手が引っ込みますよね?
ご存知と思いますが、これは身体の条件反射です。
身体の条件反射だけではなく、心の条件反射も行動や言動を習慣化することで身についてきます。
つまり「良い癖」を習慣化することで、いつかは条件反射としてどんな場面で良い癖が自然と出る仕組みに変えていくのです。
マイナスな思考を正面から捉えても、なかなか改善することは難しいです。
大切なのは「マイナス」から気をそらすこと。
例えば、自分の同僚や友人が何かしら大きな成果をあげたとします。
あなたはどう思いますか?
素直に喜べる人ばかりではありませんよね。
腹が立つ、憎い、妬ましい等の気持ちが湧いてくるのも人間です。
その「負の感情」をどうするか。
良い癖を引き出すためには、いったん深呼吸をして、その成果をあげた人を讃えましょう。
「凄いな」
「自分も頑張らなきゃな」
このようにプラスに考える「癖」を付けることで、自然と「他者を妬む」という癖が無くなっていきます。
意外と人の成果に対しては、ついつい「妬む」人が多い傾向にあります。
なので、あなた自身が変われば、周りの評価は相対的にに上がるはずです。
理想の自分を構築する

なんとなく、意識の変え方のイメージはついたでしょうか?
次は具体的に「理想の自分」を作るための手法をご紹介します。
まず大切なのは「どんな自分になりたいか」を強くイメージすること。
モテたい、必要とされたい、頼られたい。
何でも良いです。
実際にノートなどに書き出していくと良いかと思います!
強くイメージすることで、自信の変革に大きく作用してきます。
そしてそのイメージした「なりたい自分」を演じていくこと。
まるで俳優や女優になったつもりで、理想の自分を演じていきます。
すると、いつしかそれが「本当の自分」となり、理想の自分を手に入れることができるんです。
人は誘惑に弱い生き物です。
ただ思うだけでは「理想の自分」を作り上げる過程で現れる、「妨害する欲望」に打ち勝てません。
なので、演じることで「強い意志」の元、変革できるんです。
こんな簡単なことで本当に変われるのか?疑問ですよね。
想像してみてください。
AさんとBさんが同時に、同じ果実の種を植えたとします。
Aさんは毎日しっかり水をやり、必要であれば肥料も与えました。
一方のBさんは怠け者だったので、水は雨任せ、肥料は与えませんでした。
こんな2人が植えた果実の種。
成長の結果は同じだと思いますか?
違いますよね。
Aさんは毎日努力を重ねました。その結果、美味しい果実を作ることができたのです。
一方のBさんは努力を怠け、果実が実ることはありませんでした。
つまり、簡単なことであっても努力を怠らなければ結果は必ずついてくる、ということです。
ビシネスに生かす

こうして「理想の自分」を構築することができれば、あとはそれをビジネスに生かせば良いだけです。
もちろん、ビジネスに生かさなくても、周囲の人と円滑にコミュニケーションを取り、より良い人間関係を築くだけでも十分に素晴らしいことです。
なぜ「理想の自分」が生かせるのか。
ビシネス書や哲学書、経営学等の本を沢山読んでも、その人が「悪い癖」を多く持つ人だったら。
人脈が上手く作れるでしょうか?
ビシネスを成功させる為に大切なのは「人脈」というのはよく聞きますよね。
つまり作り上げた「良い癖」ばかりの理想の自分であれば、対人関係も上手く構築できる。
それが、ビジネスに生かされるので、読書だけでは得られない武器を携えている形になるんです。
理想の自分を作り上げたあなたは無敵なんです。
どんな夢だって叶います。
夢がある人、無い人。別になくたっていいんです。
だけど、自分を変えたい、人生を変えたい。
もしもそう思うなら、「理想の自分」作りを実践してみてはいかがでしょうか。
きっと見える景色が変わるはずです。