物心ついたばかりの頃を思い出してみてください。
楽しかった思い出、悲しい思い出、いろいろあるかと思います。
そしてその時、あなたはいくつ職業を知っていましたか?
おそらく、自分の親の職業とその他に数個知っていれば多い方。
もしも、その時点であなたのなりたい職業は?と聞かれた場合、 知っているその数個の職業から答える事になるでしょう。
これをふまえ、「知る」事の大切さをご紹介していきます。
知る事は「夢」を膨らませる

小学校くらいまでなると、知っていることが増え好き嫌いも出てきます。
ですが、「僕、NPOで働きたい!」「私、ファイナンシャルプランナーになります!」などと言う子供は、まず居ないでしょう。
この世界には、様々な場所・モノやサービスがあり、大人でも知らない事はたくさんあります。
後の話でもありますが、 その様々な場所・モノやサービス、テクノロジーの発展や流行によって、増えたり減ったり時代とともに移り変わっていきます。
なので、夢がない子供が居たとしてもまったく問題はなく、年齢に関係なく、人生を歩む中でいろいろな事を知り、興味があることを行っていく事によって、夢が生まれ想像し、膨らんでいくのです。
余談ですが、私の小学校6年生の時の話です。
私は「ディズニーランド」へ行った事がなく、とても行きたいと思っていました。
そんな時、卒業アルバムを作る為に将来やりたい事を書くことになり、意気揚々とディズニーランドへ行きたい!と書きました。
それを見た先生が「どこのディズニーランド?」と聞いてきたのです。
私は、何を聞かれているのかすらわからず「どういう事ですか?」と聞き返しました。
なんと、先生の話によれば「ディズニーランド」は海外にもあるとの事。
これで私は「知る」事が出来て、見栄?を張って「外国のディズニーランドへ行きたい!」と卒業アルバムには書きました。
まさしく、夢が大きくなった瞬間だと、今も覚えています。
知る事は「可能性」を見い出す

高校生、青春真っただ中、そして進学や就職と、己の道を決める1つのポイントでもあります。
その道は1つではなく無数にあり、同じ道であっても、ある人によっては歩きやすい道であったり、ある人によっては困難な道であったりもします。
大学、専門学校、たくさんの職業、それら1つでも多く知っていて、それを詳しく調べることができれば、もっと言えば少しでも経験することができれば、自分にとって良い道が見つけられる可能性が高くなります。
今では、インターン制度など就職前に仕事を体験できる制度もあったり、専門学校や大学などもネットでたくさんの情報を集めることができるでしょう。
過ぎた時間は後戻りできません、ですが道を変える事はいつでもできます。
恐れることは何もありません。
ただ、できるだけたくさんの事を知り自分の可能性を見出す、という事を怠らない努力、行動、をし続けるというが大切な事なのです。
知る事は「チャンス」をつかむ

これからのお話を少しします、2020年、次世代の通信技術として現在の4G回線から5Gへと移行し始めます。
ここでは詳しい説明は省略いたしますが、簡単に言うと通信速度劇的に早くなり、わかりやすい所だと、高画質な動画すらも待つ事なく再生できるようになります。
通信を利用するすべての、速度や精度が飛躍的に増すという事。
これによって、これまでのサービスの在り方が大きく変わると予想されます。
もしかすると、今使っているパソコンやスマートフォンなどのデバイスの在り方すら数年後には全く違うものになっている可能性だってあるのです。
このような革新的な技術を、事前に知って、想像し的確にそなえる事ができればそれはビジネスチャンスとなります。
一昔前でいうと、Youtuberという職業は存在せず、Youtubeというプラットフォームすら知らない人の方が多い時代にチャンスを見出し、活動していた大物Youtuberもいます。
このように、新しい事を知り乗っていくだけでも、チャンスはたくさんあります。
そして、自分自身にあったやりたい事を見つけるきっかけにもなるのです。
おわりに
新しい職業が増え、流行が変わり、世界が変わる 。
とくにこれからの時代では、ものすごいスピード感で行われていくでしょう。
ビットコインなど、新しいことは不審がられる事も多く、経験するには勇気が必要な時もあります。
ですが、なんでも最初は好奇心だけで向かっていくくらいでよいのです。
時代においていかれないよう、チャンスを逃さないよう、知るという事を意識して、実行していく事をオススメします。