会社であれば、それぞれの部署や社内のプロジェクトチーム。
学校だったら、クラスや部活動、サークル活動。
ビジネスでも、共同経営だったり、イベントを一緒にやったり、と様々な場面で「チームとして」活動することは多いと思います。
今回はそのチームをどううまく作るか、自分はどうあるべきかをお話ししたいと思います。
チームって何?

そもそもチームってなんでしょうか?
・一つの目標がある団体
・その目標に向かって一緒に努力する
・それぞれが目標に対し責任を持つ
ざっくりこんなところでしょうか?
ある目標に対して個々が努力し、達成を目指す。これがおおよそのチームの在り方だと思います。
なので、ベクトルを合わせないと目標達成が遠のき、結果もイマイチなものになってしまいますよね。
みなさんも経験があるのではないでしょうか?
例えば、プロジェクトを立ち上げた。
人数は10名。2人はやる気のある人、5人は普通、3人は乗り気ではない人。それぞれ役割分担はしたものの、3人の乗り気でない人の所で作業が止まってしまい、スケジュール通りに進める事が出来ず、結果を出すことが出来なかった。
チームなので1、2人が頑張ってもどうにもならない現実もあります。いかにそういう現実を打破するか、チームとして目標を達成するかがポイントになりますね!
では次にチームリーダーについて説明します。
チームをうまく回すためには

チームとしての活動は次の様に行うのが理想的です。
・目標ははっきり、明確にすること
・全員が高い目標意識を持つ
・目標達成の弊害になるものは排除する
チームは当たり前ですが、個人プレーではなく、チームプレー。個々が一つの目標に向かって行動しなければ、目標達成は叶いません。
では、どんな人をリーダーにすればに良いのでしょうか?
『人数が多いチーム』のリーダーに相応しいのは
・自制心が強い
・目標達成に貪欲な人
・コミュニケーション能力が高い
仕事が出来る人、をリーダーにしがちですが、一番重要なのはコミュニケーション能力が高いという部分です。
チームとしても目標を達成するために自分が作業する、のではなく、チームのメンバーにどう作業をさせるか?
またメンバー同士の橋渡しが上手くできるか?
人が多ければ多いほど、軋轢を生みやすいです。そのためには潤滑油となるリーダーが必要です。
一方『少人数のチーム』のリーダーは
・仕事が出来る人
・人に影響を与えやすい人(目立つ人)
・発言力がある人
大人数のチームとは違い、人数が少ない為、個々の性格や目標達成への姿勢が影響しあいやすいです。特に悪い影響は伝染しやすいので、リーダーには「良い方向へ引っ張る力」が必要です。
そして、何かトラブルが起こったらしっかり発言・行動し解決に導けるような人がベストです。
またどちらのチームにも共通するのは
・チーム全員に目標を明確に言える力
・チームの士気を高める力
が必要です。
メンバー内や進行においてのトラブル、新メンバーが入ってくる、など臨機応変にしっかり対応できる方を選びましょう。
目標を達成するのは個人より、難しいチーム。でも個々の力が寄り集まり化学反応を起こすことで、上手くいけば何倍、何十倍の力を発揮することができます。ぜひ、素敵なチーム作りをしてみてくださいね”